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【パワーストーンに魅せられて】 |
２年前の夏前、わたしにある出会いがあった。
そう・・・
〝パワーストーンのお店〟だ。
もともと信仰心などなく、運に頼ることがあっても、神や仏、ましてや男にさえ頼ることがなかったわたしにとって、それらは興味のないものだった。
そんなわたしが今、肌身離さず・・・とは言わないが、日中行動するときは必ず身につけて行動するようになってしまった。
しかも、男以上に大切に扱っている。
パワーストーンも疲れるらしい。
何でも、身に着けている間パワーを発揮するため、夜は休ませてあげないといけないとか・・・
そのため、わたしは家に帰るとブレスのパワーストーンをはずし、アメジストの土台の上に置く。
また、満月が近づくと月光浴をさせたりもしている。
余談だが、石によって清め方も違うし、満月に向かうときは月光浴に適しているが、満月から欠けてくる月光には浴びせないほうが良い、
ブレスにしたパワーストーンは２つまで、などなど、いろんな決まりごとみたいなものもある。
石を手に入れるごとに、詳しくなり、また、勉強しているうちにいろんな石が欲しくなったりする。
人から見たら馬鹿みたいな話しだけれど、ブランドバックが買えてしまうくらいの石を買ったこともある。
でも、ブランドバックを身に着けていても落ち着くことはないけれど、石なら不思議に落ち着けてしまうのだから、
わたしにとってはブランドバック以上に価値のあるものということになってしまうのだ。
自分の彼氏も、これくらい落ち着けるものだったら良いのになぁ・・・
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